千葉県の有効求人倍率と有効求人数

千葉県の有効求人倍率と有効求人数データのイメージ画像

雇用動向の重要指標のひとつとして、新聞などでも利用される有効求人倍率。
厚生労働省から発表されている職業安定業務統計「一般職業紹介状況」にて、都道府県別ごとにも確認することができます。

この記事では、千葉県有効求人倍率有効求人数をグラフなどを用いて紹介します。

千葉県の有効求人倍率

2020年、千葉県の有効求人倍率の平均は「0.99」でした。ほんのわずかながら求職者数が求人募集数を上回っている状況で、求職者にとっては厳し目の状況といえます。

単月で見ると、2020年6月以降、2021年6月現在まで倍率が「 1 」を切っている状況です。千葉県で有効求人倍率が「 1 」を下回ったのは、2015年の5月以来でした。

千葉県の有効求人倍率(季節調整値)の推移をみてみましょう。
2006年から2020年の推移をグラフと表にしています。

グラフ:千葉県の有効求人倍率の推移

千葉県の有効求人倍率の推移(季節調整値)
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)

上記のグラフは、ここ10数年の千葉県の有効求人倍率の推移です。

2009年からは世界中でリーマンショックの影響もあり、全国的な不景気となりました。千葉県の有効求人倍率は「0.46」と低い数字ですが、全国で23位と平均的な位置に落ち着いていました。

翌2010年から震災をはさみつつも、全国的な流れと同様に求人倍率は右肩上がりで上昇し、2018年にピークを迎えます。2019年もほぼ横並びですが、2020年は新型コロナウイルス流行の影響を受け、求人倍率は大きくダウンし平均0.99まで下がってしまいました。

記事執筆時(2021年6月)の状況では、2021年3月までの平均で「 0.84 」とさらに下げつつあります。

有効求人倍率とは?

有効求人倍率とは、「有効求人数を有効求職者で割った数」で、倍率が1を上回れば「求職者より募集の方が多い」となり、1を下回れば「募集より求職者の方が多い」ことを示します。

なお、当記事ではニュースなどで一般的に使われる「季節調整値」のデータを使用しています。

「有効求人倍率とは?」のページにて、例を出して詳しく解説しています。

有効求人倍率とは?男性が考えている画像

有効求人倍率とは?〜原数値と季節調整値を解説

2021年5月24日

千葉県と全国の有効求人倍率の比較

千葉県と全国の有効求人倍率の推移(グラフ・表)

千葉県と全国の有効求人倍率(季節調整値)の比較グラフ
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)
年号西暦全国千葉県
平成1820061.060.90
平成1920071.040.94
平成2020080.880.80
平成2120090.480.46
平成2220100.520.45
平成2320110.650.52
平成2420120.800.66
平成2520130.930.73
平成2620141.090.89
平成2720151.201.01
平成2820161.361.14
平成2920171.501.24
平成3020181.611.35
平成31/令和元年20191.601.32
令和2年20201.190.99
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)

全国平均値と千葉県の有効求人倍率を比較してみると、全体的に平均を下回っています。2015年から倍率は「 1 」を超え、順調に数字を伸ばしていましたが、また厳しい状況となってしまいました。

2020年5月時点で最新の国勢調査では、千葉県で15歳以上の就業者数が多い産業は以下の通りです。

15歳以上の就業者数就業人数全体に占める割合
卸売業、小売業458,56415.9%
製造業345,38512%
医療、福祉296,24710.3%
建設業213,3897.4%
出典:国勢調査 2015年

千葉県の主な産業活動は第2次産業、第3次産業で、卸売・小売業や製造業が強い県です。また、農業・林業、漁業は首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)において、第1位となっています。

千葉県は地域によって強い産業がハッキリしていて、求人内容も地域によって特色がでるのが面白いところです。

例えば、京葉(けいよう)臨海地域では、石油精製・石油化学・鉄鋼など原材料やエネルギーなどを供給する企業が多く集まっています。

アジア有数のコンベンション施設『幕張メッセ』でお馴染みの幕張(まくはり)新都心は、でオフィス、商業・アミューズメント施設など複合的な機能を備える国際業務都市です。

東葛地域には、中小企業・ベンチャー企業や大学などが集まっていて、研究開発なども盛んに行われています。

日本の玄関口である成田国際空港を有する成田周辺地域には、空港関連産業・国際物流などが集積しています。

地域によって珍しい求人もあったりするため、あなたの特技にあった求人もあるかも知れません。

千葉県の有効求人倍率は全国何位?

全国47都道府県の中で、千葉県の有効求人倍率は何位くらいでしょうか?
直近5年分をランキングにしてチェックしてみました。

201637位
201739位
201837位
201940位
202043位

2020年は全国的に求人状況が悪化し、各都道府県の求人状況は混乱しているなか、千葉県の有効求人倍率のランキング順位は43位でした。直近5年の平均順位は39位です。首都圏ながら、求職者に対する倍率はよくない結果となっています。

近隣エリアとの比較

グラフ:千葉県と全国の有効求人倍率の推移

埼玉県と近隣エリアの有効求人倍率の比較(季節調整値)
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)

近隣エリアである東京都、神奈川県、埼玉県との推移比較です。
首都圏エリアでは、有効求人倍率は東京が圧倒的1位です。首都圏であり、千葉県は人口も全国6位。

なぜ有効求人倍率が全国下位なのでしょうか?仕事は本当にないのでしょうか?

千葉県から東京への通勤、通学者は合わせて約71万人です(国勢調査、総務省統計局:従業地・通学地集計結果)。東京へ労働者が流入しているため、昼間の経済活動が活発ではなく、仕事自体も減少しがちだからでしょうか?

それも小売店などの減少理由にはなりますが、あくまで有効求人倍率はハローワークの話(データ)なので、実態は異なります。

首都圏の会社は転職サイトやエージェントを利用している

東京、千葉、埼玉、神奈川ではハローワークを利用する会社は、小規模の会社や工場などが多く、さらに求人情報誌やチラシも複合して求人することがあります。IT系など情報通信業などはほとんど掲載されていません。

首都圏の会社の場合、転職サイトか転職エージェントへの求人掲載が最も多いというのが実態だと思います。
次の「有効求人数」の流れで、実際の求人数を確認してみましょう。

千葉県の有効求人数

千葉県の有効求人数をみてみましょう。2009年のリーマン・ショック以降、全国的には形が右肩上がりの流れになっていて、千葉県も同じような流れになっています。求人数は2018年が数字的なピークで最も高くなりました。

新型コロナの影響で2020年は大きく数字が下がりました。

求人数は、ここ10年でみると6万人〜8万人台と大きく伸びながら推移してきました。

千葉県の有効求人数推移

千葉県の有効求人数の推移(グラフ・表)

グラフ:千葉県の有効求人数(有効求人数全体と新規求人数)
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)
西暦有効求人数新規求人数新規求人比率
200668,75824,72036.0%
200769,05024,36335.3%
200858,78320,77435.3%
200944,56216,83237.8%
201045,27417,47638.6%
201152,09119,61337.7%
201260,62622,31436.8%
201362,18422,90136.8%
201467,42224,42636.2%
201573,13726,78236.6%
201679,11728,80436.4%
201784,39329,79035.3%
201889,17230,56634.3%
201985,43629,88535.0%
202068,94623,98934.8%
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)

新規求人の比率では、こちらも年々、全国同様にゆるやかに割合が下がっています。千葉県でのハローワークの求人は、ほとんど第2次産業、第3次産業である製造業の工場や店舗サービススタッフなどの職種が多く見受けられます。

千葉県内の求人数

2021年6月現在のハローワークの求人案件(30歳設定で検索)は、フルタイム正社員で約15,400件でした。対して転職情報サイト「indeed」で千葉県内の正社員を検索すると、約58,000件の情報が見つかりました。転職エージェント「リクルートエージェント」では非公開を含め、約7,800件の情報があります。

というように、首都圏では企業に求人の選択肢が多くあるため、ハローワークのデータのみでは実態がわかりません。とはいえ、世の中の経済状況と比例するため、今は求人が多い、少ないという判断はできます。

自分の転職市場での価値、千葉での転職の実情を知りたければ転職エージェントへの登録をおすすめします。

有効求人数とは?

有効求人数とは、公共職業安定所(ハローワーク)に登録された求人のうち、期間中(月間)に新たに受け付けた求人数(採用予定人員)と、前月から繰越された有効求人数(前月末日現在において、求人票の有効期限が翌月以降にまたがっている未充足の求人数)の合計数をいいます。

わかりやすくすると以下のようになります。

有効求人数 = 新規求人募集数(採用予定人数)+ 採用が決まっていない引き続き募集中の求人数

千葉県内の求人を紹介している転職エージェント

有効求人倍率と有効求人数は、あくまで公共職業安定所(ハローワーク)の数字のみを反映したものです。
商業、金融業、運輸業、情報通信業、サービス業などの第3次産業などは、ハローワーク以外の転職情報サービスで募集されることが多いです。

下記に千葉県内の求人を紹介する、おすすめの転職エージェントを掲載しています。

登録・利用は無料です。

就職・転職活動は求人数の多さが重要です。掲載企業は求人にも予算をかけている企業であり、ハローワーク掲載以上の情報も確認できます。いくつか登録して求人現況を把握しましょう。

リクルートエージェント

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リクルートエージェントの特徴
  1. 求人数が圧倒的に多く、他社を凌駕
  2. 幅広い業界・職種の取り扱い
  3. 全国エリアの求人に対応

JAIC(ジェイック)

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JAIC(ジェイック)の特徴
  1. 未経験、フリーター、第二新卒専門
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