群馬県の有効求人倍率と有効求人数

群馬県の有効求人倍率と有効求人数データのイメージ画像

雇用動向の重要指標のひとつとして、新聞などでも利用される有効求人倍率。
厚生労働省から発表されている職業安定業務統計「一般職業紹介状況」にて、都道府県別ごとにも確認することができます。

この記事では、群馬県有効求人倍率有効求人数をグラフなどを用いて紹介します。

群馬県の有効求人倍率

2020年、群馬県の有効求人倍率の平均は「1.27」でした。平均では「 1 」を下回ることはありませんでした。

単月で見ても、群馬県は数値が極端に落ちるようなことはなく、比較的安定しています。群馬県の有効求人倍率が「 1 」を超えたのは2013年5月からで、以降は1以上をキープし、北関東エリアでは有効求人倍率が一番高い結果となっています。

群馬県の有効求人倍率(季節調整値)の推移をみてみましょう。
2006年から2020年の推移をグラフと表にしています。

グラフ:群馬県の有効求人倍率の推移

群馬県の有効求人倍率の推移(季節調整値)
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)

上記のグラフは、ここ10数年の群馬県の有効求人倍率の推移です。2009年からは世界中でリーマンショックの影響もあり、全国的な不景気となりました。その中で群馬県の有効求人倍率は「0.56」と全国で10位、落ち込みが少ない数字でした。

翌2010年から震災をはさみつつも、全国的な流れと同様に求人倍率は右肩上がりで上昇し、2018年にピークを迎えます。2019年も横並びですが、2020年は新型コロナウイルス流行の影響を受け、求人倍率は大きくダウンし平均1.27まで下がってしまいました。

記事執筆時(2021年5月)の状況では、2021年は「 1.16 」とさらに下げつつありますが、厳しいながらも求人自体は保っている状況です。

有効求人倍率とは?

有効求人倍率とは、「有効求人数を有効求職者で割った数」で、倍率が1を上回れば「求職者より募集の方が多い」となり、1を下回れば「募集より求職者の方が多い」ことを示します。

なお、当記事ではニュースなどで一般的に使われる「季節調整値」のデータを使用しています。

「有効求人倍率とは?」のページにて、例を出して詳しく解説しています。

有効求人倍率とは?男性が考えている画像

有効求人倍率とは?〜原数値と季節調整値を解説

2021年5月24日

群馬県と全国の有効求人倍率の比較

群馬県と全国の有効求人倍率の推移(グラフ・表)

群馬県と全国の有効求人倍率(季節調整値)の比較グラフ
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)
年号西暦全国群馬県
平成1820061.061.42
平成1920071.041.63
平成2020080.881.46
平成2120090.480.56
平成2220100.520.67
平成2320110.650.77
平成2420120.800.97
平成2520130.931.02
平成2620141.091.15
平成2720151.201.24
平成2820161.361.43
平成2920171.501.61
平成3020181.611.71
平成31/令和元年20191.601.70
令和2年20201.191.27
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)

全国平均値と群馬県の有効求人倍率を比較してみると、全体的に全国平均を上回っています。2013年以降は倍率も「 1 」を割ることはなく、群馬県は求人が多い地域と言えます。

群馬県の産業活動は第1次産業〜第3次産業までバランスが良く、特に工業が強いのが特徴です。製造業への県内就業率は、全国平均16.2%を上回る『23.5%』と高い実績を誇ります。

2020年5月時点で最新の国勢調査では、群馬県で15歳以上の就業者数が多い産業は以下の通りです。

15歳以上の就業者数就業人数全体に占める割合
製造業226,59823.5%
卸売業、小売業141,16614.6%
医療、福祉117,83812.2%
建設業71,0567.4%
宿泊業、飲食、サービス業51,9315.4%
出典:国勢調査 2015年

農業においても全国平均を超えている群馬県。農作物に工業、さらに「だるま」などの伝統工芸品も盛んで、まさに「作る」ことにおいて強い県です。「ものづくり」が好きな人の就業先には向いていると言えるかも知れません。

群馬県の有効求人倍率は全国何位?

全国47都道府県の中で、群馬県の有効求人倍率は何位くらいでしょうか?
直近5年分をランキングにしてチェックしてみました。

201612位
201711位
201813位
201913位
202017位

2020年は全国的に求人状況が悪化し、各都道府県の求人状況は混乱しているなか、群馬県の有効求人倍率のランキング順位は17位でした。直近5年の平均順位は13位です。北関東エリア(3県)の中では、他2県に差をつけて1位です。

近隣エリアとの比較

グラフ:群馬県と全国の有効求人倍率の推移

茨城県と近隣エリアの有効求人倍率の比較(季節調整値)
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)

近隣エリアである茨城県、栃木県、埼玉県、東京都との推移比較です。
北関東エリアでは、有効求人倍率は群馬県が1位を維持していましたが、2020年では茨城県とほぼ同じ倍率となっています。

群馬県の有効求人倍率は関東エリアの中でも高い数値となっており、全国的にみても高めの数値です。2020年からの新型コロナウイルスの影響もありますが、そこまで求人のバランスが崩れているわけではありません。求人の全体数は減ったものの、産業構成のバランスもよく安定している方です。

群馬県の有効求人数

群馬県の有効求人数をみてみましょう。2009年のリーマン・ショック以降、全国的には形が右肩上がりの流れになっていて、群馬県も同じような流れになっています。求人数は2019年が数字的なピークで最も高くなりました。

新型コロナの影響で2020年は大きく数字が下がりました。

求人数は、ここ10年でみると3万人台で推移しています。

群馬県の有効求人数推移

群馬県の有効求人数の推移(グラフ・表)

グラフ:群馬県の有効求人数(有効求人数全体と新規求人数)
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)
西暦有効求人数新規求人数新規求人比率
200640,77715,08937.0%
200743,73515,61135.7%
200840,11914,49736.1%
200923,5069,48640.4%
201025,21610,21140.5%
201127,20810,77839.6%
201233,33212,65038.0%
201332,89412,20937.1%
201432,49511,93836.7%
201533,40412,03436.0%
201636,76013,32036.2%
201739,24113,86635.3%
201839,71813,83534.8%
201939,97513,97735.0%
202032,49911,30934.8%
出典:厚生労働省 – 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)

新規求人の比率では、こちらも年々、全国同様にゆるやかに割合が下がっています。群馬県は第2次産業の中でも特に製造業の割合が高いため、ハローワークの求人も工場などの職種が見受けられます。

県内の製造業(工業)で有名なのは富士重工、食品工場ではヨーグルトでおなじみの「ダノンジャパン(館林)」、シリアルの「日本ケロッグ(高崎)」、ハーゲンダッツアイスクリームを製造する「高梨(高崎)」があります。

2021年5月現在のハローワークの求人案件(30歳設定で検索)は、フルタイム約9,600件(うち正社員は約8,200件)、パートタイム約5,500となっています。

有効求人数とは?

有効求人数とは、公共職業安定所(ハローワーク)に登録された求人のうち、期間中(月間)に新たに受け付けた求人数(採用予定人員)と、前月から繰越された有効求人数(前月末日現在において、求人票の有効期限が翌月以降にまたがっている未充足の求人数)の合計数をいいます。

わかりやすくすると以下のようになります。

有効求人数 = 新規求人募集数(採用予定人数)+ 採用が決まっていない引き続き募集中の求人数

群馬県内の求人を紹介している転職エージェント

有効求人倍率と有効求人数は、あくまで公共職業安定所(ハローワーク)の数字のみを反映したものです。
商業、金融業、運輸業、情報通信業、サービス業などの第3次産業などは、ハローワーク以外の転職情報サービスで募集されることが多いです。

下記に群馬県内の求人を紹介する、おすすめの転職エージェントを掲載しています。

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